何かと多忙なファミリーの毎日。いろいろな事情で憲章づくりの作業もしばらく止まっていましたが、最近はまた活発な討論と原稿づくりを行っています。

「家族」の小項目で、次に完成したのは「ファミリーメンバーとは」の小項目です。みなさんは、「ファミリーのメンバーであること」と聞いて、何を思い浮かべますか?自給自足をすることや、財産を共有したり、一緒に暮らしたりすることでしょうか。実は、ファミリーの規約やライフスタイルに従うことが本質なのではありません。私たちは、ある生き方を実践する志で結ばれた共同体です。ライフスタイルはそれに付随するものに過ぎないのです。

では、その生き方とは、どんな生き方なのでしょうか?この小項目では、それを簡潔に語っています。

木の花ファミリーは「血縁を超えた大家族」として人々が生活を共にする共同体です。人々は自然の仕組みにならった利他の精神で互いを生かしあい、善意と愛により調和した暮らしを作り出しています。ファミリーメンバーは、生涯こうした生き方を実践する志を持った人々です。
木の花ファミリーはひとつの共同体であり、独自のライフスタイルと文化を持っています。共同体がひとつの生命体であるならばひとりひとりはその細胞や器官であり、それぞれの個性に応じた役割を担いながら全体を構成しています。共同体の運営に必要な資産、個人の能力や健康、時間や労力、そこから産み出される新たな価値は、個人のものであると同時に全体のものでもあります。ひとつらなりのいのちとして、私たちはすべてを共有して暮らしています。
生命が常に変化しつづけるように、新たな個性や能力を加えながらファミリーは進化し、その可能性を広げていきます。タンポポの綿毛が風に乗って飛び立ち、新たな地に降りたって根を張るように、こうした生き方はこれから地球上のさまざまな場所に広がっていくでしょう。それは普遍的なものであり、地球の意志の表れです。その意志にすべてを委ね、いのちのつながりに沿った生き方を実践する志こそが、ファミリーのメンバーであることの本質です。

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