憲章創りも佳境に入り、いよいよ各項目の検討を始めました。今回は、世界観について検討しました。
まず、みんなでこの世界の成り立ちについて思い描き、憲章に落とし込んでいくアイデアを出していきました。時間軸と空間軸を交えながらこの宇宙について語り、そこから浮かびあがる宇宙の仕組み、法則を明らかにしていくことにしました。時間軸とは、宇宙の誕生→地球の誕生→生命の誕生→人間の誕生という歴史です。そして、空間軸とは、宇宙→地球→自然界→人間→細胞→分子→原子→素粒子というマクロからミクロへの視点です。ここから明らかになる宇宙の法則とは、この世界が、あらゆる価値観、判断を超えた愛と調和と善意によって成立しているということ。そして、相反する存在の相互依存によって成立しているということです。
この宇宙のなりたちや生命の神秘について考察した時、科学的、物理的に立証することは今のところ不可能です。宇宙や生命について考察する際は、心をベースにする必要があります。心は無限です。過去、現在、未来、宇宙。どこまでも広がり世界を思い描くことが出来ます。そして、この時、「自分」という視点を離れる必要があります。「自分」を離れ現象をありのままに見ること。そこから見えてくる道理を通じて理解していくことが大切です。加えて、感じる心も必要です。インスピレーション、直感の働きにより、宇宙や生命の本質へと思いを深めていきます。憲章では、道理とインスピレーションを駆使して宇宙と生命の姿を描いていきます。
以前のブログでも触れているように、宇宙の始まりには「思い」だけがありました。これは宇宙だけでなく、この世のすべての現象の始まりに共通して言えることです。「思い」という種を出発点にしてすべての現象は現れます。この「思い」はあらゆる価値判断を超えた愛と調和と善意からなります。「思い」は常に繋がりを求めています。生命が連鎖する姿にそれは表れています。すべての存在を一つにする大きな「思い」。宇宙の始まりから現在まで、一貫してこの「思い」に支えられて私たちは生きています。
同時に、宇宙はのプラスとマイナスの振動を生み出しました。プラスとマイナス。相反するものの出現です。この2分割は4分割、8分割と分割が繰り返されていきます。これは「思い」の連鎖であり、相反するものは生まれると同時に繋がろうとします。磁石の動きや自然界に見られる利他の精神はその現れです。
この宇宙は相反するものの存在で成立っています。光と闇、善と悪、美と醜、大と小など。相反するものの存在により、人は比較することが出来ます。そして価値判断が生まれます。世界に多種多様な彩りが生まれ、人間はその中で価値判断を下し、行動していきます。
また、人間には自我が与えられています。「自分」という意識を持ち、自他を分ける心を授かりました。繋がろうとする「思い」に対して切る「心」です。これも相反する存在の現われです。相反する存在は生まれると同時に繋がろうとします。それはどういうことか?
切る「心」、自我がなければ、人間は物事を認識出来ません。繋がりを求めている「思い」を認識することも出来ません。愛と調和と善意によって成立っている「思い」。それを認識するために自我はあるのです。「思い」に立ち返り、自我と「思い」を繋げることが求められています。
今の社会は、自我の切る機能を乱用しているように思えます。分断された自我は「足りない」という感覚を持ちます。そして「足りない」という感覚は「欲しい」という感覚を呼び起こします。その「欲しい」という感覚から、人間は自分達の都合の良い世界を作り上げてきました。それは、一つの方向に偏ったあり方になります。それに対して、生態系はバランスを取ろうとします。今、自然から人間に対して「No」というメッセージが来ているのはその現れです。
ですが、これは繋がりを求める「思い」を認識するための一つのプロセスです。決して悪いことではありません。今こそ、繋がりの中で生きる時が来ている。ただそれだけです。
これからあらゆる判断を超えた愛と調和と善意による「思い」がこの世界に溢れていくでしょう。
このような話をみんなで共有する中で、小項目であげていた「自給自足」という言葉に対する疑問が生まれてきました。すべての存在は他の存在に支えられて生きています。相互依存です。自給自足は、本来あり得ないことです。そこで、木の花の辞書から「自給自足」という言葉をなくすことにしました。憲章では、代わりに「循環の中の暮らし」を使います。また、「精神性」という言葉も小項目からは外します。「精神性」は全体を貫くものであり、独立した項目として取り上げるようなものではないとの判断からです。
世界観の概論、農・自然感、そして家族(いのちのつながり)。これらについてまとめることで、憲章の世界観の文章が完成していきます。ここに記した事柄に、これまでのプレゼンで話されたことを加えて作成する予定です。何かご意見がありましたら、ぜひお寄せいただけましたら幸いです。

みかちゃんが図に描き、今日の話し合いをまとめてくれました。
今、世界観の文章について、有志による憲章チームで検討しています。
その過程で、このBLOGに書いている文章も未熟さがどんどん明らかになってきました。
「思い」は繋がると同時に、切ることもします。
また「自我」は自他を分断すると同時に、繋がろうともします。
繋がろうとする「思い」に対して「切る」心。
かなり乱暴な表現になっていました。
まだまだ理解が足りないとあらためて思いました。
自然を出来るだけ忠実に明文化出来るように。
今、みんなで知恵を出し合っています。
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